当院での心理検査の実施にあたり、以下の事項に関してご理解の上、同意をお願いいたします。

(1)心理検査の内容・方法について

  1. 当院では、医師、心理士がご本人の状態像を評価し、適切と判断した検査を実施します。
  2. いずれも実施の仕方が明確に決められており、検査担当者の裁量で容易に変更することはできません

(2)心理検査実施に係る注意点について

  1. 検査中は、基本的にご本人のみの入室となります。分離が難しい場合は保護者の同席をお願いする場合がありますが、その際は、課題補助や検査課題内容を外部に漏らすことを禁じます。
  2. 検査課題の説明理解が難しい場合には、適切な評価が難しいため、他の検査に切り替え実施する場合がございます。この判断は、医師の許可のもと、検査担当者の判断で行います。
  3. 検査実施中に、ご本人の集中力や意欲の低下が著しい場合、不安・緊張が大きい場合、拒否感が強い場合、物品の破壊や他害・暴力行為が起きた場合など、検査に支障をきたし、検査続行が難しいと検査担当者が判断した際には、検査を中断します。
  4. 上記以外にも、ご本人の状態を踏まえ、別日に実施したり、検査を数日に分けて実施したり、検査自体を中止する場合もございます。

(3)心理検査の結果報告について

  1. 検査結果の報告まで、受検日から1か月ほど、お時間をいただきます。
  2. 結果の報告は、基本的には平日に行っております。結果報告の日程については検査当日に調整いたします。
  3. 結果の報告は、まず検査担当者より説明を行い、その後医師による診察をご案内する形となります。
  4. 心理検査の結果報告時には、資料代として1資料につき1,500円の料金を頂戴いたします。なお、検査結果の紛失等による再発行の場合も同額の料金を頂戴いたします。

(4)心理検査を希望される方のうち最終受診から半年以上経過した方へ

最終受診から半年以上の期間が経過した方で心理検査をご希望の場合は、現在の状態を把握した上で検査の内容や実施のタイミングを検討する必要があるため、まずは『診察のみ』のご予約をお取りいただき、診察の中で検査をご予約いただく流れとなります。診察と検査を同日に実施できないことを、あらかじめご了承くださいます様お願いいたします。